
1963年頃〜1970年代末(正確な切替年は諸説あり) ・ Class A
Dodge Travco
「モーターホーム」の名を生んだ元祖
1958年、ミシガン州ブラウンシティのレイ・フランクが家族旅行用の住空間付き車両を自作したのが起源とされる。1961年に「Dodge Frank Motor Home」として発売(初年度131台、平均価格約9,000ドルとの記録あり)、その後1963年前後にファイバーグラス一体成形ボディを採用したとされる(正確な切り替え年は資料により差がある)。1965年に事業がPRFインダストリーズへ譲渡され、新設子会社「Travco社」が生産を継承した。
ダッジのM系トラックシャシー(当初はクライスラー製318立方インチ「ポリスフィア」V8、後に413・440立方インチへ拡大)をベースに、2枚の巨大な型で成形したFRPボディを架装する製法を採用し、塗装不要・腐食に強い頑丈な構造を実現した。全長21〜32ftまで5サイズを展開し、27ft仕様が主力だったとされる。「モーターホーム」という呼び名自体をレイ・フランクが考案したという説があり、後発のウィネベーゴなど量産メーカー台頭の呼び水にもなった業界の先駆的存在。
1970年代末、クライスラーが財務危機を機に中型トラック事業から撤退した影響でダッジ製シャシーの供給が止まり、Travco自体の生産も終了した。頑丈な構造と業界史における意義から、現在も熱心なオーナーズクラブ・専門サイト(Travcopedia等)が活動し人気を保っている。
出典: en.wikipedia.org/wiki/Travco, tincantourists.com/wiki/travco
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